年代別貯蓄額から学ぶ、「平均値」と「中央値」の違い。

年代別貯蓄額から学ぶ、「平均値」と「中央値」の違い アラサーの雑記

どーも。お疲れ様です。

今回はお金の話かと思いきや、数学のお話です。
特別定額給付金の使い道をよだれを垂らしながら考えていたとき、こんなニュース記事に出会いました。

リンク先:20代、30代の貯蓄額の平均 – 単身か否かでこんなに違う(マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20191022-912586/

記事によると単身世帯の平均貯蓄額は、20代で平均128万円、30代で327万円だということです。

。。。

えっっっ!!!!

そんなお金どこにも無い、、
アラサーだがギリギリ20代の筆者としては、せめて128万円はないと平均以下。
平均以下”すごい嫌な響き。

待て待て。もう1つ数値がある。
それが中央値。中央値だと、20代で5万円、30代で40万円

好き、中央値好き。はじめて見た時からあなたに決めてました。
一瞬にして心奪われた中央値ちゃんのことを、もっと知って内面まで好きになれるように、今回調べてみました。


平均値のお話

まずは憎っくき平均値のお話です。
こいつを公式で表すと、以下のように表せるようです。

なんだ、こいつ。かっこつけて “Σ” なんて使いやがって。
つまりこういうことですね。

うんうん。こういう風に書くとわかりやすいですね。
平均値を使用例を見るために、以下の中学校の通知表を見てみましょう。

国語数学理科社会英語音楽技術体育平均値
1学期341352453.375
2学期352541253.375
3学期452333453.625

体育優秀かよ。
平均値は全てのデータを足して個数で割るので、全てのデータを考慮して、代表値を算出することが可能なようです。

それでは次の例はいかがでしょう。

AさんBさんCさんDさんEさん平均値
貯金額5万円20万円15万円1000万円10万円210万円

ニュースにもなっていた貯金額の例です。
このように数値の上限が青天井で、大きくばらつきがあるデータの平均値を出してしまうと、見る側の受ける印象を大きく変えてしまいます。


中央値のお話

次は可愛いかわいい中央値ちゃんを見ていきましょう。
実は中央値には公式というものが、ありません。
次のような簡単3ステップで求められます。先ほどの貯金額の例で見てみましょう。

1.まず大きさの順に並び変えます。

AさんEさんCさんBさんDさん
貯金額5万円10万円15万円20万円1000万円

2.、データの個数を数えます。

3.奇数なら真ん中の数字、偶数なら真ん中の2つの数字を足して2で割ったものが、中央値となります。この例ですと、15万円が中央値ということになります。

AさんEさんCさんBさんDさん
貯金額5万円10万円15万円20万円1000万円

このように平均値は、おおきく外れた異常値があっても影響が受けずらい特徴があるといえます。


まとめ

今回は平均値と中央値の違いについて調べてみました。

  • 平均値:全てのデータを考慮して算出。異常値があれば、影響を受けやすい。
  • 中央値:代表値の算出は全てのデータを考慮していない。異常値があっても
        影響受けずらい

なので今回調べるきっかけとなった年代別貯蓄額をみてみると、
20代の平均値が平均128万円、中央値5万円。
このデータから推測すると、貯蓄がとてつもなくある人が平均値を引き上げていることがわかりますね。

中央値ちゃんが好き!とか行ってる場合じゃなく、平均値を上げる立場になりたい。
そう考える”平均以下”のオムニアラサーでした。

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