どーも。お疲れ様です。
突然ですが、皆さんは大相撲は好きですか?
小学生の頃から大相撲を観ており、気付けばファン歴は20年にもなっていた筆者ですが、
今回はこれから大相撲を観ようと思ってる人や、最近相撲に興味を持ち始めた人に向けて、
大相撲を楽しむために知っておきたいことについて書きたいと思います。
初めて大相撲観る前に知っておきたい8のこと
日本の伝統文化でもある相撲ですが、一時は人気も低迷しており、地方場所の開催だとテレビ越しでもわかるくらい席はガラガラでした。
ところが近年は、魅力ある力士の台頭や、相撲協会の様々な取り組みの甲斐もあり、相撲人気も徐々に復活してきています。
また、「スー女」という相撲好き女子も差す言葉も生まれ女性の間でも人気がでてきている。らしい
(筆者個人的には相撲好きな女性に一度も会ったことが無く、メディアの印象操作では無いかと疑っているのはここだけの話)
本場所の開催時期・開催場所
本場所というのは言わば公式戦で、この本場所の結果を元に横綱や大崎といった番付が決まります。1月・3月・5月・7月・9月・11月の計6回開催されます。
1場所15日間開催され、場所にもよりますが第2日曜日から始まることが多く、次の次の日曜日が千秋楽(最終日)になります。
開催場所は以下の通りです。
- 1月・5月・9月:東京(両国国技館)
- 3月:大阪(エディオンアリーナ大阪:大阪府立体育会館)
- 7月:名古屋(ドルフィンズアリーナ:愛知県体育館)
- 11月:福岡(福岡国際センター)
番付について
番付とは力士の順位表であり、地位を序列付けしたものです。
番付は毎場所終了後、番付編成会議によって、場所の成績を元に翌場所の番付が決定されます。
番付の最高位は横綱であり、続いて大関・関脇・小結・前頭となっていきます。
前頭はさらに順位があり、XX枚目と表現します。
一枚目だけは特別に前頭筆頭とよび、前頭二枚目、前頭三枚目..と続いていき、十五枚目くらいまであります。
“くらい”という曖昧な言い方には理由があるんですが、15くらいまであるんだなぁと思っといてください。
また、それぞれの番付では西・東の2つに分かれており、同じ地位でも東の方が地位が上になります。
番付とは力士の順位表であり、地位を序列付けしたものです。
番付は毎場所終了後、番付編成会議によって、場所の成績を元に翌場所の番付が決定されます。
番付の最高位は横綱であり続いて、大関・関脇・小結・前頭となっていきます。
前頭はさらに順位があり、XX枚目と表現します。
一枚目だけは特別に前頭筆頭とよび、前頭二枚目、前頭三枚目..と続いていき、十五枚目くらいまであります。
“くらい”という曖昧な言い方には理由があるんですが、15くらいまであるんだなぁと思っといてください。
また、それぞれの番付では西・東の2つに分かれており、同じ地位でも東の方が地位が上になります。
横綱について
横綱とは大相撲の番付の最高位に位置します。
横綱になるためには、大関の地位で二場所連続で優勝するか、またはそれに準ずる成績を挙げることが必要です。
これに値した力士が現れたら、横綱審議委員会が開かれ、そこで横綱に昇進するかの可否が決定されます。
また、横綱に人数制限はありません。
そして横綱から陥落することは無く、勝てなくなったら引退の道しかありません。
横綱の位置にいるからこそ、勝ち続けるしかない重圧と日々戦っているのですね。
ちなみに横綱の地位の力士のみ白いしめ縄を締めることができます。
↓は横綱 稀勢の里のしめ縄。
大関について
大関とは横綱の次の地位を指し、上から2番目の地位になります。
大関になるための条件は明文化されておりませんが、関脇の地位で直近成績が33勝以上と言われております。
大関も人数制限はありませんが、東西各1人の計2人の大関が最低必要とされています。
もし大関が1人になった場合は、横綱の地位の力士が横綱大関と表記され、大関を兼任する形となります。
大関は2場所連続の負け越した場合に関脇に陥落する決まりになっています。
2場所連続負け越しにリーチがかかったことを角番と呼びます。
陥落した翌場所に10勝以上すると大関に復帰できるという救済措置も存在します。
三役について
よく大相撲中継を見ていると三役力士という言葉が出てきます。
この三役とは、大関・関脇・小結の地位の力士のことを指しています。
しかし近頃は、大関は別格の扱いをされることが多く、小結と関脇の力士を指すことが多くなってきています。
ちなみに千秋楽の最後の取り組み3番を「これより三役」と言いますが、これは必ずしも三役力士の取り組みでありませんのでご注意ください。
力士になるためには?
力士になるための資格は以下のように決められております。
- 義務教育を修了した健康な男子
- 23歳未満(但し、日本相撲協会が指定するアマチュア大会で一定の成績を残した人については25歳未満)
- 身長167cm 以上 (3月の中学卒業見込者に限り165cm以上)
- 体重65kg 以上 (3月の中学卒業見込者に限り65kg以上)
※身長に関しては基準はあるものの、計測のときに背伸びして測ったりと緩和されつつあります。
懸賞金はいくら入ってる?
皆さんも、一度は取り組みに勝った力士が分厚い懸賞金袋を貰ってるところや、
取り組み前に土俵の周りを広告が書かれた懸賞旗を持った人がグルグル周っているところを見たことがあるんじゃないでしょうか。
あの懸賞旗は1本7万円で企業・団体から申し込むことができます。
7万円のうち、1万円が日本相撲協会に手数料として支払われ、残りの6万円が勝った力士の獲得金額になります。
ただし、土俵上で受け取る懸賞金袋の中は3万しか入っておらず、残りの3万円は納税充当金として協会が本人名義で預かることになっています。
取組が始まるタイミング
相撲を初めて観る人は、いつ取組が始まるの?と疑問を持つ人も多いかと思います。
相撲は取組開始の前に「仕切り」と呼ばれる動作を繰り返し、お互いの呼吸を合わせていきます。
仕切りは、力士同士が視線を合わせ、腰を落とし仕切り線に拳を付くという一連の動作のことであり、ここでお互いの呼吸が合ったときに取組を始めていいことになっています。
何とも曖昧な開始のタイミングなので、お互いの呼吸が合わず、数十分も仕切り直しをしていては、観ている人やテレビ中継にとっても望ましくありません。
そのため、この仕切りを繰り返してもいい時間を幕内では4分以内となっており
制限時間がいっぱいになったら、次の仕切りの際に取組を始めることになります。
基本的には、「制限時間いっぱい」のタイミングで取組が始まりますが、
ごく稀に制限時間前に取組が始めることもあるので、そのような取組をもし観られたら、かなりラッキーです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、これから大相撲を観たい人や、相撲に興味を持ち始めた人に向けて、知っておいてほしいことについて書いてみました。
色々と専門用語が多く、独特なルールも多くありますので、最初は慣れないかと思いますが、観ていく内に知ることも多いと思いますので、これを機会に一度でいいので大相撲を観てみてください!!
それでは!!