どーも。お疲れ様です。
多くのプロ野球選手を輩出しており、リーグとしても多くのファンから愛されている東京六大学野球リーグ。
新型コロナウィルスの影響によりリーグ戦の開幕を延期しておりましたが、8月10日からの春季リーグの開催が発表されました。
以下は東京六大学野球連盟の公式twitter↓
そんな東京六大学リーグの中でも人気の高い大学といえば、何と言っても早稲田大学ですよね。伝統的な白地にエンジ色の文字のユニフォールから多くのプロ野球選手を輩出しています。今回は、早稲田大学出身のプロ野球選手でベスト9を作ってみました。
- 早稲田大学ベスト9
- 1番センター 青木宣親 .358 14本 63打点 19盗塁 右投左打 (2010年)
- 2番指名打者 中村奨吾 .284 8本 57打点 39盗塁 右投右打 (2018年)
- 3番ショート 鳥谷敬 .301 19本 104打点 13盗塁 右投左打(2010年)
- 4番ファースト 石井浩郎 .316 33本 111打点 1盗塁 右投右打(1994年)
- 5番サード 茂木栄五郎 .296 17本 47打点 3盗塁 右投左打(2017年)
- 6番セカンド 仁志敏久 .289 28本 60打点 3盗塁 右投右打(2004年)
- 7番レフト 松本啓二朗 .247 4本 14打点0盗塁 左投左打 (2013年)
- 8番ライト 大越 基 .289 0本 17打点 4盗塁 右投右打(1999年)
- 9番キャッチャー 細山田武史 .208 1本 11打点 0盗塁 右投右打 (2011年)
- ピッチャー 和田毅 16勝5敗 0S 0H 1.51 左投左打 (2011年)
早稲田大学ベスト9
ベスト9作成にあたり、以下を基本ルールとすることにします。
- 2000年以降にプロ野球球団に在籍していた選手を対象
- 早稲田大学>社会人>プロ野球 で入団した選手も対象
- プロ野球でのシーズンキャリアハイ成績を参考に選出
1番センター 青木宣親 .358 14本 63打点 19盗塁 右投左打 (2010年)
1番は日本が誇るヒットメーカーのの青木宣親選手です。
どの年の成績を取るか悩ましかったですが、共に自身最高の209安打、打率.358を記録した2010年を採用しました。
青木選手が所属したときの早稲田大学の同期には、鳥谷敦、比嘉寿光、由田慎太郎とプロ入りした選手が4人もいました
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2010 | 144 | 209 | 14 | 63 | 19 | .358 | .435 |
通算(日本) | 1246 | 1591 | 110 | 510 | 168 | .326 | .401 |
2番指名打者 中村奨吾 .284 8本 57打点 39盗塁 右投右打 (2018年)
2番はすっかりロッテのレギュラーに定着した中村奨吾選手。
パンチ力のある打撃、塁に出れば盗塁、右打ちの進塁打もできる器用さが決め手です。
四球が少なく出塁率が低い傾向がある選手ですが、出塁率 .374を記録した2018年の記録を採用しました。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2018 | 43 | 157 | 8 | 57 | 39 | .284 | .374 |
通算 | 590 | 471 | 45 | 194 | 70 | .249 | .327 |
3番ショート 鳥谷敬 .301 19本 104打点 13盗塁 右投左打(2010年)
3番は長年、阪神のショートを守り抜いた鳥谷敬選手です。
勝負強い打撃、抜群の選球眼と、堅実な守備、忘れないWBCでの盗塁と、走攻守全て高いレベルを持っている選手です。
採用した成績は、遊撃手シーズン最多打点104を記録した2010年にしています。
個人的に歴代で一番格好いい打撃フォームだと思ってます。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2010 | 144 | 173 | 19 | 104 | 13 | .301 | .373 |
通算 | 2169 | 2085 | 138 | 822 | 131 | .280 | .370 |
4番ファースト 石井浩郎 .316 33本 111打点 1盗塁 右投右打(1994年)
4番には『拝啓 石井浩郎です』でお馴染みの石井浩郎選手です。
近鉄、巨人、ロッテ、横浜と渡り歩き、素朴な風貌からも苦労人のイメージが強い石井選手ですが、早稲田大学>プリンスホテルと、アマチュア野球の名門を経て、プロ野球に参戦しています。
打点王を獲得し、3割30本100打点を達成した1994年の成績で、文句なしの4番に据えています。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
1994 | 130 | 154 | 33 | 111 | 1 | .316 | .409 |
通算 | 974 | 894 | 162 | 536 | 7 | .289 | .379 |
5番サード 茂木栄五郎 .296 17本 47打点 3盗塁 右投左打(2017年)
5番は現楽天の主将を務める茂木栄五郎選手です。
1年目から楽天でレギュラーに定着して以降、毎年安定した成績でチームに貢献しています。
2017年に記録した.296 17本という記録は、安心して5番を任せられる成績と言えるでしょう。ちなみに、早稲田時代の同期には現巨人所属の重信慎之介選手がいました。
応援歌が疾走感があって好きです。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2017 | 103 | 118 | 17 | 47 | 3 | .296 | .370 |
通算 | 461 | 485 | 44 | 166 | 33 | .282 | .348 |
6番セカンド 仁志敏久 .289 28本 60打点 3盗塁 右投右打(2004年)
6番は巨人・横浜で活躍した仁志敏久選手です。
10年の間、巨人のセカンドのレギュラーを守り抜き、それ以降、確固たるセカンドのレギュラーが出てきていないことからも、仁志選手の存在は偉大でした。
もう少し上位の打順でもよかったのですが、”フリースインガー“で四球も少ないので、自由に打てる6番に置いています。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2004 | 137 | 176 | 28 | 60 | 3 | .289 | .329 |
通算 | 1587 | 1591 | 154 | 541 | 135 | .268 | .317 |
7番レフト 松本啓二朗 .247 4本 14打点0盗塁 左投左打 (2013年)
7番は松本啓次郎選手です。
松本選手は1年目の開幕戦から1番センターでスタメン起用され、期待されていました。
しかし、年間通して1軍で活躍する年は無く、代打・代走・守備固めでの起用が大半で、目立った活躍ができず引退しました。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2013 | 72 | 38 | 4 | 14 | 0 | .247 | .266 |
通算 | 302 | 119 | 7 | 45 | 5 | .235 | .274 |
8番ライト 大越 基 .289 0本 17打点 4盗塁 右投右打(1999年)
大越基選手は変わった経歴を持っている選手です。
仙台育英高校時代は、甲子園準優勝投手として活躍し、プロ野球からの誘いもありましたが、それを蹴り早稲田大学に進学しました。
早稲田大学でも1年生のときから登板し、春のリーグ戦では優勝のかかった試合にリリーフ登板し、見事胴上げ投手になっています。
しかし、その後早稲田大学を中退し、ブランク期間を得てアメリカのカリフォルニアリーグの球団に入団。投手として活躍して、ダイエー(現:ソフトバンク)から1位指名を受け投手として入団しました。
その後、野手に転向し1999年からから一軍に定着し、守備固めや代走として起用されました。
現在は教員免許を取得し、野球部監督として甲子園出場にも導いています。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
1999 | 82 | 13 | 0 | 5 | 4 | .289 | .347 |
通算 | 365 | 50 | 1 | 24 | 15 | .237 | .291 |
9番キャッチャー 細山田武史 .208 1本 11打点 0盗塁 右投右打 (2011年)
9番は細山田武史選手です。
細山田は大学時代、斎藤佑樹・福井優也・大石達也らを率いて、早稲田黄金時代を牽引しました。
正捕手候補として横浜に入団しましたが、盗塁阻止率の低さと、課題の打撃が克服できず、際立った成績を残すことができませんでした。
2012年オフに65%減で契約更改した際に、「これから食事は松屋か吉野家にする」という牛丼発言が有名です。
年 | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
2011 | 84 | 27 | 1 | 11 | 0 | .208 | .278 |
通算 | 203 | 59 | 1 | 25 | 2 | .171 | .237 |
ピッチャー 和田毅 16勝5敗 0S 0H 1.51 左投左打 (2011年)
ピッチャーはメジャーでも活躍し、40歳になる今年でも先発として活躍している和田毅選手です。
早稲田時代は、六大学通算奪三振数の新記録となる476を記録しました。
ソフトバンク在籍13年の内、8年で二桁勝利をあげており、安定感のあるピッチングで、長く先発投手陣を支えています。
2011年の成績は防御率1.51で被本塁打も7と、圧倒的な成績を残し、翌年メジャー挑戦しました。
年 | 登板 | 勝 | 負 | S | H | 奪三振 | 防御率 |
2011 | 26 | 16 | 5 | 0 | 0 | 168 | 1.51 |
通算(日本) | 254 | 130 | 70 | 0 | 0 | 1565 | 3.13 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は早稲田出身の選手でのベスト9を考えてみました。
下位打線の弱さはありますが、ちょうど優勝争いをするようなチームの打線になったと思いませんか?
お気づきの方もいるかと思いますが、1~8番までジグザグ打線になっています。
早稲田の選手を調べてみると、巧打者は多いですが長距離バッターが少ないのが意外でした。
またの機会に、違う出身校のベスト9についても考えてみようと思います。
それでは!!